Indo Monolog 37 -9ヶ月を終えて-
気がつけばもー任地にきて8ヶ月ほどが過ぎ、
去年の今頃はそろそろ語学試験もしていた頃だろうか。
少し反抗期を迎えていたような気もしたが、今はとても穏やかな日々を過ごしている。
活動はすこぶる順調で毎日時間がいくらあっても足りないくらい気がつけば今日も1日が終わっている。
去年も今年の活動はコーチングクリニック(バスケットボールクリニックの巡業)で地方に行ったり任地の学校を回ったり、地方のチームが私の家まで教えを乞いたいと遊びに来たりもしてくれる。
教えるコンセプト自体は特に私は変わらないのだけど、
教える選手が違う、
教えるコーチたちも違う、
一緒に活動するCPもその時々によって誰になるかわからない。
毎回毎回テーラーメードのような準備を即座に行い、
選手やその街、そのコーチにとって最大効果をもたらせるようにメニューを組む。
毎回毎回私の指導者としての技量がハードもソフトも試される、
そんな大変ありがたい機会である。
Bestを準備するのではなく、その時々でのBetterを取りにいけるようになったことは成長かもしれない。
少しでも日本(のバスケットボール)という国を紹介できるような指導を心がけて、
少しずつ自分の引き出しをアップデートしていけたらと思う。
そしてほんの少しずつ少しずつこの半年の間に蒔き続けていたタネが少しだけ芽を出してきたような気がする。
昔は行き当たりばったりで、毎日毎日がむしゃらに畑を耕していたような気がするけど、
今は「ここにタネを撒いておいたらもしかしたら2年以内に咲くのかな?」と思ったところにまずはこの半年タネを撒いてみようと思ったのが良かったかもしれない。
花が咲くかどうかは偶然でしかないのだけど、
撒かないと花は咲かないし、もしかしたら蜂が花粉を世界のどこかに持って行ってくれるかもしれないし、
どんな花を2年間で見れるかなんてわからない以上、
できることはとにかく「なんかおもろいの咲くかな?」と思いながらあの手この手でまずは手を出してみるのが良いような気がした。
あと3ヶ月で折り返し。
9-12ヶ月は本当にタネを撒く最後の期間である。
折り返すとタネを撒いても花が咲く頃にはもー帰国しているかもしれないので、
あと3ヶ月はひたすら種まきの作業に徹したい。
そしてどうしても時間がない。
時間がなさすぎてもー7kgも太ってしまった。
バスケをして痩せる時間がほしい。
毎日バスケをしたいが身体が持たないぐらい歳をとって、
暑すぎるトロピカルカントリー。
少しずつこの3ヶ月で無駄を減らしていこう。
やりたいこととできないことの取捨選択を。
やるべきでないこととやらなくてもべつによくないことの取捨選択を。
今しかなくて絶対にやらないといけないこととこのチャンスを逃したくないご縁の取捨選択を。
バスケットボールを教えているときに選手に口を酸っぱくして「判断力」をと言っているのに、自分の判断力がいちばん鈍ってきているようなそんな気がしてきた。
帰るまでに必ず成し遂げたいと掲げた目標のために、
今自分ができる準備をひたすらこの期間に準備していくこと。
7月は余計な雑務が増えて大変忙しい。
8月まではひたすらまずは走り切ること。
サボらないで走り切ること。
健康にも気をつけること。
年がら年中夏のこの国は毎日が夏バテである。
本当にあと14ヶ月ぐらいで終わってしまう。
時間との戦いだなとよくわかった。
楽しい時間を楽しむよりも、
少しずつ「何を残して帰るか」を意識するようになれてきた。
目に見えるもの、
目に見えないもの、
形としての残るもの、
形として残らないもの、
全部ひっくるめて
「昔々あるところにとある日本人がいましてね・・・」
というようなそんな誰かになれるように、
いろんなものを残していきたいと思います。
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