GMR 6 -練習の再現性-
bhs bawah
チームで行う「良い練習」とはなんだろうかと考えた時
1 試合中に練習で行ったプレイが頻出する
2 状況判断を伴った練習(クローズドスキルではなくオープンスキル)
3 適度なオーバーメモリ(負荷)をかけられる練習
4 制約を課してソリューションを探す練習
1に関しては「練習通り!!」と応援してる選手も含めてチーム全体で喜べるような、準備してきたことを発揮できるプレイである。
とある女子高校生にフローターを教えたことがあったが、フローターは日本の女子高校生にとっては大変ハードルが高いものであったのでなかなか教えたところで練習中のスクリメージで再現されることは少ない。その後しばらくして彼女の試合を見にいった時、右のコーナーからベースラインドライブからフローターを行ったのである。入ったかどうかはよく覚えていないのだが、私は「練習で教えたことを選択してくれた」と震えた記憶がある。
彼女は無意識にフローターを選択したのだろう。もしくはずっと一人で練習していたのかもしれない。試合中の極限状態の中でフローターという自分の中の引き出しを自分の意思で引き出せたのである。
再現性とは反射的に行える行為であり、癖づいたものであり、習慣でもある。
試合中に出てこないスキルはどれだけ練習していても意味がない。
なので私は試合に役に立ちづらい(と思われる)練習は嫌いである。
限られたチームの練習時間しかない現代において、フィジカルのみを鍛える練習は非効率だと思う。可能な限り+αでソフトスキルや非認知スキルを獲得できる練習が望ましい。
2 に関しては文字通り、都度正解が変わり選手はディシジョンメイキング(1つの最適解を選択する)を行う練習である。できることなら選手が間違った後に「最善手はなんだったか?」と自分で気づけるような練習が望ましい。
対人(オフェンスあるいはディフェンス付き)練習が望ましいが、別に対人でなくてもコーチの技量でその判断は育むことができるはずである。
「惰性でバスケットボールをしてはいけない」これは恩師からもらった大切な言葉である。
ディフェンスが守れないような選択を取ることがオフェンスの判断基準であり、
オフェンスが一番したい選択肢を削ぐ選択を取ることがディフェンスの判断基準である。
オフェンスとディフェンスが常に対話できる環境を整えることも指導者の大切な役割と言える。
良い状況判断を決断したプレイは試合中でも再現性が上がる。成功体験がそこに残るからである。それをディフェンスが遮れば、オフェンスはまたそれよりも良い判断をしようと更なる選択を絞り出す。そうして良い駆け引きが相乗的に生まれていく。それがゲームライクでの本当の再現性だと私は考えている。
3に関してはバランスがとても難しいがひとつリバウンドの練習を例に挙げてみよう。
リバウンドの練習は主にボックスアウトにフォーカスする。練習中はそれゆえにボックスアウトの再現性が上がる。しかし試合中になるとその再現性はおそらく50%以下に下がるだろう。これが「練習のための練習」で「試合の時に再現性がなくなる練習」の典型例である。
ボックスアウトしか考えなくていい場合、選手は自分のメモリをボックスアウトの全てに集中するのでその場ではボックスアウトを再現できるようになる。しかし試合中はボックスアウト以外のことにメモリを消費してしまうのでどうしてもボックスアウトまで頭が回らない。 5 on 5のスクリメージをよく取り入れる指導者がいるかと思うが、試合にいちばん近い形の練習はToo much オーバーメモリ(情報が多すぎて選手が適切に処理できない)、つまりオーバーフローを起こしてしまうわけである。
そこで指導者が行えることは
・選手のメモリを増やす練習をしてあげること(コーディネーションetc)
・メモリの無駄遣いを修正してあげること(判断基準や優先順位を与える)
・多すぎないが、適切な負荷になるような本人のメモリより少し多めのメモリ消費で練習を設計すること
などが挙げられる。
ボックスアウトの練習で言うなら
・ボックスアウトのファンダメンタルをクローズドでできるようになる
・ボックスアウトのファンダメンタルをオープン(対人)でできるようになる
(ここで相当なメモリ消費量になる)
・ボックスアウトの原理原則をオープンスキルの練習中にひとつずつ確認させ都度理解させていく
・ボックスアウトのスキルをその前後の状況(シュート前や次のオフェンストランジション)と繋げながらメモリの負荷を上げていく
・ゲームライク(スクリメージ)に近い形になった時に、ボックスアウトしたかどうかのチームスタッツをしっかりと作って数値化して選手たちに具体的な数値目標を持たせること
上記を包括するようなボックスアウトのドリル設計が望ましい。
結局のところセオリーを実感として自身の頭で理解/認知して、実際どれぐらいその行為が大変なのかを体感として持ち、そのためにどのような対策や準備をしないといけないか選手自身で認識しないとボックスアウトという技術は簡単に身につかない。プロでもメモリが足りなくなるとサボってしまう技術なのである。
4 最後に練習で大切な設計は「クエスト型」にすることである。
・選手たちが協力しないとクリアできない「課題解決型」にすること
・選手たちの独自の「創意工夫」が見られるような課題設計にすること
・選手たちが「自分たちのメモリの消費を最適化」できるように指導者が選手のメモリの無駄遣いを制約によって制限してあげること
このような練習を組めると選手たちは集中力を切らさずにモチベーションを持って取り組めるようになる。
「理想はその場にコーチがいなくても選手たち自身が行える練習である」
ストリートの草バスケはみな練習などせず全てスクリメージを行う。
もし指導者がその場にいなければみなスクリメージをしたくなるのが常である。
そこに再現性などはおそらく皆無であろう。
しかしながらスクリメージほど再現性がない練習もなかなかない。
スクリメージの中に「再現性」を残せないのであればそれは今までやってきた練習には意味がなかったということであある。
良いチームは、試合を見ているだけで彼らが練習でどんなことをやってきたかすぐにわかるものである。どのファンダメンタルに、どのシステムに、どのスキルに時間を費やしてきたが一目瞭然でわかるチームは「訓練されてきたんだなしっかりと」と思えるチームである。
再現性とはヘッドコーチの哲学をコート上で選手たちが代弁して体現することに他ならない。
プロのフィジカルモンスターで構成されたチームは好き勝手にやっても勝てるかもしれないが、育成の世代では無秩序にバスケしても簡単に勝てることはない。
ヘッドコーチの具体的なフィロソフィーがない場合は選手たちは無秩序にプレイする。
ヘッドコーチの仕事はコート上に「チームの秩序」を作ることである。
その秩序が観客席の親御さんまで届いているのであればそれはきっと立派な再現性となるだろう。
あなたのコート上での秩序はありますか?
Membangun "Latihan yang Berkualitas": Filosofi Pelatih dalam Menciptakan Keteraturan di Lapangan
Apa sebenarnya yang mendefinisikan sebuah latihan tim itu "bagus"? Sebagai pelatih, kita harus melampaui sekadar berkeringat. Latihan yang efektif adalah latihan yang memiliki reprodisibilitas (keterulangan) di dalam pertandingan sesungguhnya.
Berikut adalah 4 pilar utama dalam merancang latihan:
1. Munculnya "Play" Hasil Latihan dalam Pertandingan
Indikator kesuksesan seorang pelatih adalah saat seluruh tim, termasuk pemain cadangan, bersorak: "Sama persis seperti di latihan!" Itu artinya persiapan kita membuahkan hasil.
Saya teringat pernah mengajarkan teknik floater kepada seorang pemain SMA putri. Di Jepang, ini teknik yang cukup sulit bagi level mereka. Awalnya, ia jarang melakukannya saat scrimmage. Namun, suatu kali saya menonton pertandingannya, ia melakukan baseline drive dari pojok kanan dan melepas floater. Saya tidak ingat bola itu masuk atau tidak, tapi saya merinding karena ia berani memilih teknik tersebut di bawah tekanan tinggi pertandingan.
Keterulangan adalah refleks, kebiasaan, dan habit. Skill yang tidak muncul saat game itu sia-sia. Di era sekarang yang waktu latihannya terbatas, latihan yang hanya mengandalkan fisik tanpa asah soft skill atau kecerdasan bermain adalah pemborosan waktu.
2. Latihan yang Melibatkan Pengambilan Keputusan (Open Skill)
Jangan biarkan pemain bermain hanya karena "kebiasaan malas" (inertial basketball). Seperti kata guru saya: "Jangan bermain basket tanpa otak."
Prinsip Ofensif: Mengambil pilihan yang tidak bisa dijaga lawan.
Prinsip Defensif: Mengambil pilihan yang mematikan opsi utama lawan.
Latihan terbaik adalah saat pemain melakukan kesalahan, lalu ia tersadar sendiri: "Apa keputusan terbaik yang seharusnya saya ambil tadi?" Pelatih bertugas menciptakan dialog antara ofensif dan defensif di lapangan agar tercipta adu taktik (game-like) yang nyata.
3. Memberikan Beban Memori yang Tepat (Appropriate Over-Memory)
Mari kita ambil contoh latihan Box-Out.
Seringkali saat latihan drill, pemain melakukannya 100%. Tapi saat pertandingan, keberhasilannya turun di bawah 50%. Mengapa? Karena saat pertandingan, memori otak pemain terpakai untuk banyak hal lain (posisi bola, lawan, taktik). Jika otak sudah overflow, box-out adalah hal pertama yang dilupakan.
Tugas pelatih dalam merancang drill box-out adalah:
Fundamental (Closed): Kuasai teknik dasar tanpa gangguan.
Interaktif (Open): Lakukan box-out dengan lawan (beban memori meningkat).
Konteks Transisi: Hubungkan box-out dengan apa yang terjadi sebelum shot dan setelah rebound (fast break).
Visualisasi Data: Berikan statistik nyata tentang siapa yang melakukan box-out saat scrimmage agar mereka punya target konkret.
Bahkan pemain pro pun bisa menjadi malas melakukan box-out jika kapasitas memorinya penuh. Pemain harus paham secara kognitif "mengapa" ini melelahkan tapi wajib dilakukan.
4. Latihan Berbasis "Quest" (Tantangan Solutif)
Rancanglah latihan sebagai sebuah tantangan yang:
Hanya bisa diselesaikan jika pemain bekerja sama (Problem Solving).
Mendorong kreativitas unik dari pemain.
Menggunakan batasan (constraint) agar pemain belajar mengoptimalkan penggunaan memori mereka.
Latihan seperti ini akan menjaga motivasi dan fokus pemain tetap tinggi. Idealnya, latihan yang bagus adalah latihan yang tetap berjalan efektif meskipun pelatih tidak ada di tempat.
Kesimpulan: Menciptakan "Order" (Keteraturan) di Lapangan
Di lapangan basket jalanan (streetball), orang cenderung langsung melakukan scrimmage tanpa latihan. Hasilnya? Tidak ada keterulangan, tidak ada sistem.
Tim yang hebat adalah tim yang ketika kita menonton mereka bertanding, kita langsung tahu: "Oh, mereka menghabiskan banyak waktu untuk melatih fundamental ini," atau "Sistem ini sudah mendarah daging."
Reproduisibilitas adalah cara pemain menyuarakan filosofi pelatih di atas lapangan.
Jika Anda melatih tim monster fisik, mungkin Anda bisa menang dengan main semaunya. Tapi di level pembinaan, permainan tanpa aturan tidak akan membawa kemenangan konsisten. Tugas utama pelatih adalah menciptakan "Order" (Keteraturan). Jika keteraturan itu bisa dirasakan bahkan oleh orang tua siswa di tribun penonton, itulah keberhasilan sejati.
Apakah tim Anda sudah menunjukkan "Order" tersebut di lapangan?
Langkah selanjutnya yang bisa saya bantu:
Apakah Anda ingin saya membuatkan contoh dril latihan spesifik (Quest-style) untuk melatih aspek tertentu seperti spacing atau defense transition berdasarkan prinsip di atas?
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